先輩の声を通じて、実際の業務内容を紹介します。仕事の魅力や今後の目標など、ぜひ参考にしてみてください。
入社 | 2011年/新卒採用(大分県出身) |
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最終学歴 | 西日本工業大学 工学部機械システム工学科 |
社歴/資格 | 入社後、車体整備係へ配属。 |
趣味・特技 | 映画鑑賞、空手、ドライブ |
車体整備係という部署で、ボデー製作・リニューアルをしています。車を安全に運搬するためのトラックをキャリアカーと呼ぶのですが、車輌の腐食部分や弱っているところに新しい鋼材をプレス加工してまた使えるように修理するのが仕事です。
工学部で機械関係の勉強をしていたので、車やバイクの仕事に就いて知識を役立てたいなと考えていました。
地元から離れたくなかったので中津市内で企業を調べてみたところ、特殊な整備も出来るすごく優秀な自動車整備工場があることを知ったんです。興味を持ったので、面接を受けようと決めました。
仕事では、一つの車輌を最初から最後まで自分で整備することになります。大型車輌なので作業は大変なんですが、責任のある仕事ですし、仕事をきっちりと仕上げたときの達成感を味わえます。
それに、自分から「やらせてください!」と手を挙げれば難しい仕事でも少しずつ任せてもらえるのもありがたいです。頑張った分、自分のスキルがついた分仕事に反映されるので、成長を実感出来るのが技術職ならではの魅力だと思います。
今の仕事が楽しいので、とにかく経験を積んで、技術を研き、会社に欠かせない人材になりたいなと思っています。
とりあえずの目標は、新しく入社してきてくれた人たちに、この仕事のやりがいや楽しさを伝えることですね。
大学は機械システム工学科だったので、工具の扱いもおぼつかなくて。専門用語も多いですし、もちろん技術だってありません。最初の1、2年はとにかくわからないことがあれば工具の名前から仕事の手順までなんでも先輩に聞いて回りました。慣れるまでは体力的にきつかったです。
溶接や研磨など消耗品の多い工具を使う部署なので、工具の使い勝手が悪くならないように毎朝必ず掃除をしています。電気サンダーの切断刃など消耗品がなくなると仕事にならないので、消耗品の在庫チェックも大切な仕事です。
部署の仲間でミーティングをして、一日の仕事の流れを確認します。そのあとは、昼ご飯の時間までずっとキャリアカーのリニューアル作業です。
作業は指示書の通り進める必要がありますが、自分で考えなければならないことも多いので、仕事に集中しています。
午前に引き続き、午後も同様の作業をします。たまにフロント業務をすることもありますが、仕事のほとんどは生産作業ですね。1人で仕事にあたることも多いですし、怪我をすると大変なので黙々と仕事をしています。
仕事に慣れてくると、自分一人で一台の車輌を完璧に仕上げていくことになります。車輌の扱い全般の知識が欲しい人、溶接などの技術を磨きたい人、大きな車を自分で弄ってみたい人にぜひ来て欲しいです。
逆に、技術職とはいえ色々なことを自分で考えてやっていかなくてはならないので、何でもかんでもマニュアルがないと出来ない、指示してもらえないと出来ない、という人にはオススメ出来ないかもしれません。専門知識がなくても、自分から学んでいく人にはオススメです。
休日は映画を見に行ったり、買い物に出かけたりして過ごしています。空手をしているので、練習をしたり試合に出たりすることもあります。